皆さんはお気づきでしょうか??
町内の防犯灯がLED化されているのを!!
町内で持っている防犯灯を市が借り受けて、蛍光灯や水銀灯をLED化するというものです。
利点としては、
①越前市と鯖江市が共同で行っているため、発注のロッド数が多くなり、LED灯具の単価も安くなる。
②消費電力が減る。
③電気量が安くなる。
ただし、リース料の半額(残りの半分は市が出す)及び電気代の出費があります。
リースしているLEDは2種類。
10VAと40VAのもの。
10VAのリース料は1灯800円/年間
40VAのリース料は1灯2,500円/年間
蛍光灯40W契約では、電気量は大体200円(/月)前後でしたが、同程度の明るさの10VAのLEDでは、100円(/月)前後となり、約半分となります。
ん〜〜〜〜〜得なのか損なのか難しいと思います。
LEDリース化したものは、1灯あたりの寿命も蛍光灯より長いですし、
市がリース会社と契約しているので、例えLEDにトラブルが起きても、
契約期間の10年間であれば、
ほとんど保証してもらえます。(場合によっては保証してもらえない場合もあります。)
と、考えると、ちょっとは得ですよね!!
ただし、リース化する前に、町内で独自でLED化しているものや、LED化工事不可能な特殊灯具は対象外となっています。
なので、町内で管理する防犯灯と、市でリースしている防犯灯が混在しているところがほとんどです。
それを見分ける方法は、LEDの灯具の横に青いテープが巻いてあるかどうか。
青いテープが巻いてあれば市のリース物件です。
最近福井市でも「市民共同節電所」という試みで、ガレリア元町をLED化する動きが出てきています。
ただし、LED化する物件が多いと初期投資がかかります。
それを市民の方に出資してもらい、その出資金で賄おうという試みです。
出資されたものは、LED化で削減された経費の中から、出資者に配当を渡すという仕組み。
詳しくは
福井新聞の記事(こちら)をご覧ください。
または、
ふくい市民共同節電所のホームページ(こちら)をご覧ください。
このように、「いかに電力を効率良く生み出すか」という考えから、
「いかに電力消費者が省エネするか。」という考えに転換していくことも必要かもしれませんね…
ということで、一度、町内の防犯灯を気にしてみてください!
普段見ているようで、見ていない。防犯灯は意外と奥が深いですね!
越前市の町内LED化のホームページはこちら
wrote 会計補佐